直売所での一コマ(7)
2010年12月21日 【 生産者ブログ 】
信州高山さわやかりんご直売所で
○朗らかな奥さん
奥さん:《シナノスイート》のオープン段ボールをご覧になって
「この箱はどうして安いの?」
売り子:「霜に遭って表面が梨のようにざらざらしたり、枝に当たってすり傷があるものは市場に出荷できませんが、味は変わらないのでご家庭用として販売しております」
奥さん:「あら可愛そう、不細工なのは値段が安いのね。私と一緒で親近感が沸いちゃうわあ」
売り子:「ご家庭で召し上がるりんごは美味しければいいんですよね」
奥さん:「そうそう」
※とびっきり美味しそうな《シナノスイート》の箱を選んでお薦めしました。
○りんご詰め放題にお越しの奥さん
奥さん:「ここでは500円の詰め放題はやってないの?」
売り子:「申し訳ございませんねえ、1,000円だけなんですよ」
奥さん:「高いわねえ。500円に負けてよ」
売り子:「そうはいきませんね、ご覧の通りみなさん1,000円でお買いいただいてますので」
奥さん:「あんなにたくさんいらないわ。半分だけ詰めるから500円にしてよ」
売り子:「袋が1,000円なんですよ。どのくらいお詰めになるかはお客様次第ですので、もし多すぎたらお友達と半分になさったらいかがですか。お一人500円になりますよ」
奥さん:「じゃあいいわ」
※何もお買いにならないでお帰りになりました。
わざわざお越しいただいたのにご期待に添えず申し訳ございませんでした。次回はお友達を誘ってお越しください。
(hiro)